1100年の歴史を持つ、東日本最古の天満宮・谷保(やぼ)天満宮。我が国はその長い歴史のなかでは、たびたび地震や台風などの自然災害に見舞われていま す。日本人は自然の大きな力の前では小さな存在である事を思い知り、人々は災害のたびに無事を祈り、偶然に命があること、生かされていることに、謙虚な気 持ちで感謝してきました。その心のよりどころと、心の要となったのが、鎮守の社です。
「神社には、大勢の方が、お願い事に来られます。が、まず最初に、普通の毎日を無事に送る事が出来ることに感謝して、普通でいられる幸せを喜んで欲しい」 と、深く静かにお話しくださった、權禰宜の菊地さん。ご自身も南北朝時代から続く府中の神社で、宮司さんをされています。
宮司 | 津戸 最 |
住所 | 東京都国立市谷保 5209 |
電話番号 | 042-576-5123 |
創建 | 903年 |
ホームページ | http://www.yabotenmangu.or.jp |
ご案内 | 御朱印帳をご用意しています。神主さん、巫女さんに、お尋ねください。 |
取材・撮影・執筆:平野世津子