1991年、辻調理師専門学校などを持つ「辻調グループ」の東京校として「エコール・キュリネール国立」を開校。2006年、現在の「エコール 辻 東京」に名称変更しました。

副校長の山崎正也さんは、この東京校の立ち上げ当初から20年以上、国立の街に関わり、たくさんの優秀な学生さんたちを送り出しています。

「ここ『エコール 辻 東京』は、一般の調理師免許の取得をめざす調理師専門学校ではないんです」と山崎さん。
「そうではなく、料理のジャンルを日本料理、フランス料理、イタリア料理、洋菓子・パンに絞ること、そして免許取得にしばられないオリジナルの教育カリキュラムを作れるので、即戦力となれる料理人を輩出できるんです」と力強く語ってくれます。

「たとえば、フランス料理の道を目指すなら、料理のことだけでなく、フランス語やフランス文化など知る必要があります。ここではそのようなことを含めた実践的なカリキュラムを中心に、”つくる”に直結した授業がおよそ8割を占めます」とも。

国立の街との関わりも少なくないそうで、秋に行われる「くにたちウォーキング」では、ゴール後に食べられる焼き菓子を20年間提供し続けていて、国立市から表彰を受けました。近年では学生さんも参加しているそうです。
また「地場野菜を使った料理講習会」という市民講座も国立市との協力関係で長年開催されています。

10年以上前のことですが、天下市にも出店されていたそうですよ。

エコール 辻 東京の学生さんたちは国立のまちにも関わっているそうで、実習室に併設された販売店舗「アトリエ 辻 東京」では、製菓の学生さんが実習室でつくったお菓子を実際に一般の方に販売しています。
また3月上旬には学園祭である「国立祭」（くにたちさい）が開かれ、学生さんがつくる料理やお菓子、パンが有料販売されます。

学生さんは近くの路上や公園を清掃することも心がけているそうですし、国立の街でエコール 辻 東京さんの存在は、これからより一層注目されるのではないでしょうか。

事業所名	［辻調グループ］エコール 辻 東京
オーナーまたは代表者	校長・辻芳樹　　副校長・山崎正也
住所	東京都国立市富士見台2-13-3
電話番号	042-571-1101
電話番号	042-571-1101
辻芳樹校長の最新著作物	和食の知られざる世界（新潮新書：720円税別）