※2014年12月17日に株式会社ムラコシホールディングスが設立され、村越政雄さんは代表取締役社長に就任されました。株式会社ムラコシ精工の代表取締役社長には村越雄介さんが就任されました。
ムラコシ精工は、1918年の創業で96年の業歴を有します。自動車部品製造部門と家具・住宅用金具製造の2つの部門で構成されています。
自動車部品の中でもブリーダースクリュー、ブレーキ用ピストン等の自動車の安全にかかる保安部品がメインですが、特に超精密加工技術が要求されるブレーキ部品のブリーダースクリューについては5割以上の国内シェアを誇っています。
住宅家具金具部門は、鬼目ナット等の木工用ジョイントの製造からスタートしました。主力製品の住宅・家具用の扉機能金具は国内で高いシェアを有し、中でも「耐震ラッチ」シリーズは東日本大震災以降も新商品を市場に出し、5割以上のシェアを誇っています。
自動車部品部門、家具住宅用金具部門ともに、各々、日本の自動車産業、住宅・家具産業に不可欠な存在となっています。
ムラコシ精工の主力工場は、福島県いわき市と山梨県笛吹市にあります。いわき市の工場(5拠点)は東日本大震災の際、火災・機械倒壊・工場破損等の被害を 受けました。しかし従業員はその家族も含め約1,000人が全員無事で、絶望的な状況だったものの、自分たちでできることはやろうよと呼びかけ、いち早く 復旧し、被災地の復旧、復興に貢献しています。
それ以来、再生可能エネルギー、太陽光発電所などにも取り組むようになりました。太陽光発電所(メガソーラ)を2014年2月に完成させ、再生エネルギーの可能性を探るとともに、電力費の低減を図って製造原価を引き下げ、国際競争力の向上を目指しています。
これらの取り組み事例を評価され、2013年、経済産業省が日本全国から選定する「がんばる中小企業・小規模事業者300社」の一社に選ばれています。
事業所名 | 株式会社ムラコシ精工 |
沿革 | 大正7年 村越政右衛門により「村越鐵工所(てっこうじょ)」として渋谷区鶯谷町に創業。 昭和13年 東京都小金井市に小金井工場完成。 昭和51年 ムラコシ精工設立 平成22年 「ムラコシ精工」と「ムラコシ」が合併、新生「ムラコシ精工」へ。2事業部体制となり、旧精工は「住インテリア事業部」、旧ムラコシは「ファインコンポーネンツ事業部」としてスタート。 |
取扱商品またはサービス | 【住インテリア事業部】木工用ジョイント、家具、住設機器用機能部品の開発・製造・販売 【ファインコンポーネンツ事業部】自動車用重要機能部品、各種精密機能部品の開発・製造販売 |
オーナーまたは代表者 | 代表取締役社長 村越政雄(東京都商工会連合会 会長、小金井市商工会 会長) |
住所 | 東京都小金井市緑町5-6-35(本社) |
電話番号/FAX | 042-384-0330(本社・代表) |
取得ISO規格 | ISO 9001 ISO 14001 |
グループ企業 | 株式会社ムラコシ工機 株式会社エム・エフ・ピー 株式会社ムラコシアジア(韓国) 中央精器株式会社 |
ホームページ | 【住インテリア事業部】https://www.murakoshiseikou.com/ 【ファインコンポーネンツ事業部】http://www.murakoshi.com/ |